キン肉マン第248話~第252話感想!ビッグボディvsギヤマスター

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話の感想を書く都合上
ネタバレになるので
ご注意ください。

ビッグボディvsギヤマスターの
試合の感想を書いてます。

アタル兄さん以外の4人の
運命の王子達の参戦で
より目が離せなくなったキン肉マン。

次の戦いの舞台は中国の紫禁城。
キン肉マンをよく知らない人でも
ネタとして間接的に
知っている人が多いであろう
キン肉マンビッグボディ

運命の王子の中でも彼だけが
格落ちなのでは?
と思う方もいるでしょう。

しかし、往年のファンならば
その強力がいかんなく発揮される
そんな試合が見てみたいわけで。

場合によってはこの5試合の中で
一番どう料理するのか予想し辛いのが
この試合だと思います。

特にマリポーサが新技で決めるなど
魅せに魅せた試合の後だけに
またかませ犬になるのではと
心配しちゃいますよね。

マリポーサとヘイルマンの試合の
感想は↓の記事でどうぞ。

キン肉マン第243話~第247話感想!マリポーサvsヘイルマン

※新しく掲載されるごとに
感想を追記しています。

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キン肉マン第248話の感想

第248話 偽りの強力!?の巻
の感想です。

偽物と判断された曰くの
偽マッスル・リベンジャーを
進化させた新必殺技
アステカセメタリー
強豪ヘイルマンを撃破したマリポーサ。

運命の4王子+1vs六鎗客の第一試合
まずは運命の王子が1勝ですね!

六鎗客、手強し

勝利に沸く委員長たちとは裏腹に
ウルフマンの表情は厳しいまま。

その実力をよく知る運命の4王子ですら
あれだけの苦戦を強いられたわけで。

今更ながら六鎗客のポテンシャルの
高さを感じさせるという結果にも
つながったんですよね。

私ももっと余裕をもって
勝利できるものと思ってました。

じゃないとビッグボディさんが
やばいことになるじゃないですか!

リングに倒れた致命傷のヘイルマンが
命令を守らなくてはと
意識が朦朧とする中であがく。

自分から命を絶ったルナイトと同様
もはや六鎗客を単なる侵略者だとは
誰も思えない展開。

その裏側を知っている
マリポーサとのやり取りがまた、
今後の展開を期待させます。

スワローズ・ネストでは
キン肉マンとパイレートマンが
力比べのまっ最中。

散ったヘイルマンに対して
悪い奴ではなかったと
口にしているあたり
やはり六鎗客は……。

また一方、復活安土城では
命令は守れずともその道の半ばで
散っていったことを評価するアリステラ。

邪悪の神の使いっ走りよりは
よっぽど立派だとの言葉に対し

「いけないなァ
 神のことを悪く言っては」

フェニックスさんのファンサービス
登場から止まらないんですけどww

フェニックスから語られるのは
神への義理ではなくあくまで
『大人の判断』で六鎗客を
始末する決断をしているということ。

普通に考えると地球人に知られては
まずい事実を六鎗客が抱えている
というのが推測できるのですが。

え、ジャギ?あ、ビッグボディだった

紫禁城ではビッグボディが
ギヤマスターの猛攻の前に
防戦一方といったところ。

お得意のジェノサイドギヤに
巻き込もうとするも
なんとビッグボディが力づくで
攻撃から脱出

ベンキマンは攻撃を受けてはいけないと
必死に避けていたのに対し
肉体任せに脱出を選べるのは
よい対比と感じますね。

スマートな脱出ではないのが
ビッグボディに対して読者が持つ
「やっぱり弱いじゃん」
という不安を煽るのですけども。

ギヤマスターもやはりそこを
ビッグボディに対して煽りに煽る。

ニセモノ最弱、まあ事実ですよね。

とはいえビッグボディもわざわざ
その汚名を甘んじて受け入れてなお
『大人の事情』で参戦しているわけで。

1ページを使ったビッグボディの
立ち上がるその姿と目力に
なんとなく北斗の拳のジャギを
思い出した私です。

「この強力だけはホンモノだ!」

と見事なポージングと肉体美。

ビッグボディのプロテクターって
こんなに小さかったっけ?
てか、こんなに身体でかいの?

思わず何回もこのコマだけを
じっくり見ちゃいました。

そしてそこからの強烈ヒップアタック。
実は難易度が高いだけでなく
自分のダメージは低いけれども
相手のダメージは高いという技で
越中詩郎さんの得意技でもありますね。

ヒップアタックでの迎撃の
勢いもそのままに
ギヤマスターの巨体を
リフトアップで持ち上げるという
強力アピールで次回へ。

マリポーサの後だと色々と
玄人向きっぽい試合に。

見どころは肉体美だと思うのは
間違いないのですけれど。

キン肉マン第249話の感想

第249話 劣等王子の雪辱!!の巻
の感想です。

ギヤマスターの巨体を持ち上げ
ホンモノの強力をアピール。

超人強度……う、頭が。

リフトアップのままさらに
ギヤマスターを上げ下げするという
執拗な強力アピールから
デッドリードライブでリングに。

そのままサンセットフリップと
流れるように攻撃していくのは
さすがに運命の王子だけあるなと。

神に選ばれた男

ギヤマスターも黙ってはおらず
投げ返えそうとします。

しかしビッグボディは拳を握りしめると
空中で態勢を整えギヤマスターの
顔面をたたきつける。

「お前はオレをナメているようだから
 思い知らせてやる」

キャラクターのためには仕方がないですが
ビッグボディの格下感はこういった
言葉遣いからも出てるんですよね。

チンピラっぽいというか。

とはいえギヤマスターは
ファンの心理の代弁
ビッグボディのコンプレックスを
受け止めるという大事な役目。

単に拳を叩きつける
という技もくそもない
力まかせな攻撃。

それがギヤマスターにとって
いかに脅威といえるかは
空ぶった攻撃で
鉄柱をひしゃげさせることが
物語っていると言えます。

どういうパンチの打ち方してるんだ
とかツッコミはしてはいけない。

ファンサービスの時間は終わり
ギヤマスターからも油断は消え
実力者として警戒します。

ショルダータックルで
身体の体勢を崩したところに
ジェノサイドギヤ。

右足を巻き込むと
やはりお前は三下だと
精神攻撃は忘れません。

足を負傷してすぐに立てない
ビッグボディを投げ飛ばすギヤマスター。

空中戦に移行し
頭突きの連打でビッグボディを
かち上げていくって
この体制は因縁の!?

観戦している委員長たちも
「あれはかつてビッグボディが
フェニックスに一瞬でやられた」
と説明を忘れません。

てか、やっぱり皆が
そういうイメージなんですね。

マッスル・リベンジャーへの
セットアップと同じということで
トラウマをえぐりに来てます。

それは本人も意識しているようで
自分の時間はあの技を喰らった
瞬間から止まったままだと発言。

その目はトラウマで身体が
止まっている男の目ではありません。

「だからこそお前に言いたい」

頭突きを阻止してギヤマスターの
頭を手で掴み

「『ありがとう』とな」

なんでしょうね、ヒーロー的な
格好良さではなくて
アウトローが筋を通した的な
格好良さを感じます。

止まった時を動かすチャンスを
作ってくれたことに感謝しつつ
ビッグボディもまさかの逆転技。

頭をつかんだまま回転し
手足をロックからの新必殺

「強力アトミックボム」

その姿に思わずフェニックスもニヤリ。

とはいえ、試合も中ごろといった
展開の中で新必殺技って
あまりよろしくない流れ。

ギヤマスターはやっぱり立ち上がると
再度のジェノサイドギヤ。

絶好調のビッグボディは
それを力づくで止めそうな勢い。

キン肉マン的には調子に乗ると
あまりよくないパターンのような。

ギヤマスターのあれこれ

この試合の流れについに
ギヤマスターもギヤチェンジという
切り札を出すことに。

冷静になって考えると
こいつだけちょっと
他の六鎗客より強くないですか?

友情パワーを発揮して
完璧に決まった恐怖のベンキ流しから
逆流して戻ってきたりしてますし。

ギヤのボディがそもそも
攻防一体となっていて
追い打ちが必殺になりうる。

うん、文句なしに強豪ですね。

それだけでなくさらに
モードチェンジを備えるという。

ハイパージェノサイドモードになり
肩のギヤの形がより凶悪になり
さらにギヤの中に小さいギヤが。

畜生、内歯車が増えたことで
回転効率がどのように変化したとか
私にはわからないよ!!

水でさびなかったっけ?
とかいろいろツッコミたいけれど
謎科学はなんだってーと
驚くのがマナーなのです。

ジェノサイドギヤは
やっぱり止められなくて
ビッグボディ涙目で次回へ。

キン肉マン第250話の感想

第250話 頭上の暗黒星!?の巻
の感想です。

短すぎる強力のターンが終了
モードチェンジで形を変え
さらに内歯車を出現させ
さらなる猛攻をみせます。

両手を引き込まれながらも
ドロップキックによる足の力で
無理矢理脱出。

この辺り、負傷しているのに
脱出できた点はさすが。

しかしギヤマスターの強さは
単なる接触が必殺になるという
その身体の構造なんですよね。

そして所々に煽りをいれることを
忘れないのもさすが(笑)

猛攻にさらされるも
戦意を失わないビッグボディ。

この戦いにある『大人の事情』以上に
自身の屈辱の払しょくするのと
信じてくれた神や仲間たちに
その強力を見せたい

かませっぷりからネタにもされた
強力チームですがチーム内の
仲は良かったような口ぶり。

キン肉マン的にはこの手の
自分以外の誰かに戦えるキャラは
見せ場が絶対やってきますよね。
(勝てるとは言わない)

ジェノサイドギヤの猛攻を
力任せのタックルから
負傷している足での
ローリングソバットで脱出。

うん、鈍重そうな見た目の
巨体の印象でしたけれども
動きが軽いことにビッグボディも
やはり実力者であると感じます。

それでもギヤマスターによる
Disが止まらないわけですが
その根拠が出現。

空から金属の球がおり
それを指さします。

軒轅星という名のそれは
王にふさわしくないものが
この土地に足を踏み入れた時に
姿を現して狼藉者に
天中をくだすといわれているとか。

そしてそれは紫禁城にも
玉座の上に軒轅鏡が存在
王にふさわしくない者の
上に落ちてくるという。

軒轅に関しては後述。

後で見に行くといい
リングから生きて出られたらな

これ命の取り合いですしね。

自分はオメガの民だから
軒轅星の出現は関係がない。

あくまで偽の王子であった
ビッグボディのせいで
出現したといいたいわけで。

軒轅星が空で揺れて
今にも落ちてきそうなのが不気味。

必死なビッグボディ

試合中に同じ相手に対して
二度同じ技を出すと破られるのは
キン肉マンではおなじみ。

聖闘士よりももしかしたら
ちゃんと破ってるんじゃないかと(ぇ)

満身創痍の身体に鞭打って
果敢にヒップアタックで攻めますが
ギヤマスター今度はくらわず
むしろナイスキャッチ。

プロレスでもヒップアタックを読まれ
カウンターを受ける展開は
割とありますしね。

ジェノサイドギヤがあるのに
ヒップアタックを選択できる
ビッグボディがすごいわ。

そして捕まえたまま
上空へと上昇し
ジャパニーズ・レッグクラッチ・ロール
のような体勢で固めます。

普通にやっていても凶悪なギヤから
さらに逃げられなくする体勢
この後の悲劇を容易に
想像させてくるわけで。

こういう身体に巻き込める
武器を持っている超人ではおなじみ
身体への巻き込み攻撃の開始

中心部が狭くなっている
ギヤの構造的に巻き込まれたら
それで試合終了ですよね。

頭からギヤの中に
引きずりこまれそうになる
ビッグボディ敗北か!?

というところで次回へ。

軒轅(けいえん)?

最初何のことかよくわからないし
変換できないしなんのことやら
と思って探してみました。

紫禁城の中心を構成している
歴史的建造物の太和殿(たいわでん)

その中に九竜竜椅と称される
玉座がおかれています。

その玉座の上部にある
蟠竜が口にくわえているのが
軒轅鏡といわれる銅珠(鉄球)です。

キン肉マンの作中でも
語られていましたが。

天命を受けていない者が玉座に座ると軒轅鏡が落ち、そのものを殺害すると言われている。そのため袁世凱は自ら帝位についた際、玉座をずらして座り、現在もそのままとなっている。
引用元https://ja.wikipedia.org/wiki/太和殿

軒轅自体は黄帝の氏であるとか
黄帝が所有していた剣が
軒轅剣という名前であったとか。

王にふさわしくないものが座ると
黄帝からの天罰がくだる
みたいなイメージ?

この辺りは関係なさそう?

むしろ関係ありそうなのは袁世凱かと。

袁世凱は当時の欧米諸国から
ストロング・マンとの異名で呼ばれました。

ビッグボディが紫禁城に配置されたのは
もはや狙ってますよね。

軒轅鏡で検索すべし

軒轅鏡で画像検索すると
普通に出てくるので
イメージしたい方は
画像検索がおすすめ。

あっ(察)

これ、落ちるやつですよね
しかもビッグボディの上に

個人的な予想としては
潰されそうになりながらも
かつての強力チームメンバーへの
思いで友情パワー発動かなと。

そしてギヤマスターに落とし返して
それがフィニッシュというのが
きれいな流れのような。

でも袁世凱と絡めてくるなら
ズラしてギヤマスターに
落ちるとかでも面白いけども。

キン肉マン第251話の感想

第251話 唯一の取り柄!の巻
の感想です。

空中でビッグボディをロックし
逃げ場を失くして頭をつぶそうと
ギヤを押し付けたギヤマスター。

ビッグボディ敗北待ったなしか!?
と不安を煽ったところで
終わった前回からの続きです。

ジェノサイドギヤの中に
頭が突っ込まれている状態で
さらにクラッチされているため
まさに手も足も出ない状態。

それにしてもニセモノと
言い過ぎですよね。

このまま終わりかと思いきや
その強力で両手のクラッチをきり
逆に両手首をつかむと
力づくで脱出を試みるビッグボディ

フェニックスに瞬殺されたとは
とてもじゃないけれど思えない
圧倒的なタフネスですね。

攻撃を一回でも受けてはいけないと
避けに避けていたベンキマンとの
対比を強く感じます。

ついには頭を引き抜くと
馬鹿みたいな石頭だろ!
ってそこ!?そこなの!?

昔から自分の頭は石頭で
中身も外身も馬鹿みたいに硬い
それでよくケンカになった。

他の運命の王子達は普通に
強さで人柄を語れるのですが
ビッグボディの場合人柄が
強さになっているという面白さ

もう一度頭をギヤに引き込もうとする
ギヤマスターに対してそれをさせじと
その膝を叩きつけてよろめかせます。

さらに強力を見せつけるかのように
背中を合わせてからの
ハイジャックバックブリーカー。

頭だけじゃなくて身体も頑丈
それが自分の唯一の取柄だった。

そう語るビッグボディの目は
まだこの試合を捨てていません。

それどころか今までギヤマスターが
さんざんビッグボディのことを
ニセモノだと口にしていたのは
実は自分の自信のなさが原因であると
敵の心情まで看破。

軒轅星を恐れているのは
むしろギヤマスターの方である
不安を抱えたまま戦っていることを
哀れと口にするビッグボディ

え、この人って強力の人ですよね?
一周回って悟っちゃったの!?

いちいちカットインの目が
格好良くて困る。

オメガの民が地球から追われたのは

自分の自信のなさを指摘され
お前に何がわかると
突然語りだすギヤマスター。

オメガの民は元々地球を収める
王族にあたる一族だったが
太古の昔に攻めてきた
パーフェクト・オリジンによって
この星を追われたという。

……タイミング的に考えると
ずっと怖くて仕方がなかった
パーフェクト・オリジンが
先の戦いで役目を終えたので
地球に戻ってきました 的な?

キン肉星王位争奪戦で
オメガマンがフェニックスの
チームにいたのも実は
パーフェクト・オリジンの
現状を調べるのがメインだった
というのは私の深読みですかね。

数億年にわたる一族の恨みを
とうとう晴らす絶好の機会。

やはりパーフェクト・オリジンが
壊滅したから攻めてきたという
しょっぱいお話のような。

自分に自信がないというのも
わざわざ有力な超人を戦いから
除外した事実につながると。

思ったよりも複雑なお話。

部外者に邪魔される筋合いはないと
怒りとともに両手のクラッチをきり
ビッグボディを首投げ。

ダウンこそしませんでしたが
今までにはなかった
ゼイゼイと息も乱れ
満身創痍な姿のビッグボディ。

「お前こそそのギヤが壊れれば
 おしまいじゃねえか」

とはいえそれができないから
ベンキマンも敗北したわけで。

ギヤのない箇所をうまくつかみ
強力エクスプロイダー
ギヤをリングに叩きつけます。

強力○○の扱いが非常に軽いので
まだまだ隠し玉があるんじゃないか
そう期待してしまう私。

たとえオレを倒せたとしても
ギヤは壊せないと語る
ギヤマスターの姿に
決着はギヤが壊せるかどうか
そこなりそうですね。

「イチかバチか
 あるかもしれん」

最後の勝負にかけるような
覚悟を決めた目のビッグボディ。

乾坤一擲となるか!?
というところで次回へ。

私、この試合に関しては
ビッグボディの肉体がメイン
と序盤は考えてました。

ですがメインは目ですね。

荒くれ者の流儀的な
男くさい世界なのがまた
キャラとして深みを感じます。

目は口ほどにモノをいう
そんな言葉を実際に
表現できるのは漫画ならでは。

長らくファンの間でも
かませ犬扱いであったり
知らない人にもネタ扱いされたり。

運命の王子として登場しながら
非常に不遇であったビッグボディ
できればこの試合には勝ってほしいなぁ。

キン肉マン第252話の感想

第252話 紫禁城の嵐!!の巻
の感想です。

強力の方が持ち味を生かすような
知性でもって状況を打開していく
という素晴らしい展開。

ギヤを止められるかどうか
それが勝利の鍵に。

水による錆やベンキ流しからも
生還したギヤマスターを
止めることができるのか?

その鍵はすでにビッグボディの
手の中にある模様。

恐怖で動けないかと煽るギヤマスター
とっくに捨て去ったと猛るビッグボディ。

その姿を悪あがきとさらに煽るわけですが
強力ジェットトルネードにて
ついに反撃開始。

どうでもいいけど頑固な汚れも
きれいに落ちそうな名前の技ですな。

そして解説のウルフマン。

委員長とともにウルフマンが
残ったというのは実は非常に
大事なんだなとよくわかります。

一体あれはなんだと委員長が驚き
ウルフマンが解説する流れ
私は美しいと思います(笑)

さて、強力ジェットトルネードにて
ビッグボディが集めたのは

紫禁城、中国、砂……なるほどねぇ。

回転が止まり落下しつつも
その手には砂が!

だんだんと集まったそれを
ギヤマスターのギヤへと
叩きつけるビッグボディ。

精密機械は砂に弱い。

水はなんとかなっても
砂によってギヤは壊れる。

しかも軒轅星がごとく
球体というのが憎い

強力エクスプローダーの時に
リング上の土埃に気が付いて
この作戦を練ったとか

とてもストロングマンの時に
オラとか素朴な青年だったとは
思えない知性派。

余談ですがボディビルダーの方って
割とインテリが多い印象あるし
意外でもなんでもないのかも。

ついにギヤマスターのギヤが止まり
ビッグボディが勝負を仕掛けます

たぶんファンは期待していた技

この楓の葉を想起させるクラッチはまさか
ファンなら名前はしっているであろう
あのビッグボディのフェイバリット

その背に浮かぶのはかつて
自らを信じてくれた
強力チームの仲間たち。

ペンチマン、レオパルドン、
ゴーレムマン、キャノン・ボーラー

これ程の熱い漢を
瞬殺のかませ犬にしたのか
改めて感じさせてくれる
情のあつさですよ!

そういえばストロングマンの時に
皆が引き抜けない切り株を
代わりに自分が引っこ抜いてましたね。

特に子供のためというわけでは
ないのでしょうけれども
情のあつさはそのころからうかがえます。

「強力の申し子、
キン肉マンビッグボディが誇る
最強必殺技」

叩きつけられるは強力の一撃

メイプルリーフクラッチ

ひときわ盛大に土埃が
リングから巻き上がるとともに
観客の声も静まります。

あまりの衝撃に身体のギヤが
飛び出てしまうギヤマスター。

運命の王子・最弱の男
そういわれてきた強力の申し子
強敵ギヤマスター相手に
会心の勝利です。

いやー、格好良かった

そしてメイプルリーフクラッチが
キン肉マンの連載で見れるとは。

なんなの!?
最近のキン肉マンの流れ何なの?

私が昔大好きだった
ジャンプの熱さって
今もキン肉マンにあるんだなと
感動した次第です。

そういえば軒轅星
落ちてこなかったですね(ぁ

ビッグボディ戦のまとめ

マリポーサとうって変わって
正義の五本槍の前半戦のような
不安な試合展開

ビッグボディ自体はその巨体に似合わず
軽快な動きを披露するなど
個人的には見るべきところは
たくさんあると思います。

過去の人気作品において
続き物って過去作の設定が
ないがしろになるのって
たくさんありますよね。

その中でキン肉マン、素晴らしい。

過去に連載していた時と比べて
画力もかなり違っていることもあり
回想シーンもわざわざ書下ろしたり。

ファンは細かいところも楽しめます。

あれ?負けちゃうんじゃ

そう思わせるような序盤から
勝利をあきらめないで
可能性を探し続ける姿から
弱小超人などとは思わないでしょう。

特にダメージ量でみれば
馬鹿にできないにもかかわらず
強引にピンチを切り抜けたり
強力を生かす試合に。

これは前の試合のマリポーサが
華麗な空中戦によるテクニックで
読者の目を楽しませた直後で
いい差になったと思いました。

情に厚いアウトロー的な
大人になって帰ってきた
他の3王子との良い比較にも
なったんじゃないでしょうか。

バッファローマンvsガンマンのような
力対力ではなくてピンチの中で
冷静に勝ち筋を探していく姿は
ビッグボディの新たな魅力を
ファンは感じたと思います。

個人的にはビッグボディは
強力チームを含めての
キャラクターなんだなと。

フェニックスでなくても
ファンは皆この試合で
「あやつめ、フフフ」
と笑顔になったことでしょう。

正直マリポーサ戦が凄かったので
ビッグボディということもあって
そこまで期待してませんでしたが
いい意味で裏切られた試合でした。

これでまだキン肉マン、
ゼブラ、フェニックスが残ってる
このシリーズはやばすぎますね。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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