2020年問題でむしろ人手が足りない?住宅・医療・教育・ITがヤバイ?

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2020年といえば東京五輪が思い浮かぶ
そんなパンピーな私。

しかし2020年を区切りとして
様々な問題が起こるであろうと
世の中では戦々恐々としているのを
あなたはご存知でしたか?

ちなみに私は知りませんでした(*ノノ)

住宅・医療・教育・ITなどなど
様々な分野で2020年を境に
色々な問題が起こるであろうという
あまりありがたくないお話。

ただ、私でもなんとなく
あの業界がやばいんじゃないかな?
と思っていたこともあって
色々調べてみたのがきっかけなのですが
本当に色々と問題が山積み

とはいえ知らないで騒ぐのと
知って落ち着くのならば
断然後者を私は選びます。

せめて自分に関係がありそうかどうか
この辺りをハッキリさせるだけでも
全然違うと思うんですよね。

根本的な解決方法?
問題の裏側とかも含めると
無理なんじゃないかなぁ
※すぐには という意味ですもちろん

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2020年問題

まずは2020年問題とは何のことよ?
というお話から。

2020年問題とは……
ベビーブームなどで生まれた世代など
世代ごとに人数に差がありますよね。
それが極端になることで様々な分野に
問題が起こる転換期が2020年であることから
それら諸問題をまとめて2020年問題と呼んでます。

キリが良かっただけでなく
たまたま様々な分野で
問題が起こるであろうと
予測されているのが2020年。

厳密にはそれぞれ別の2020年問題なのですが
同時期に起こるので一塊にされている
というのが実際のところのようですね。

別々ではあるのですが
根本的には人に関することなので
根っこは同じと言えば同じ。

でも私も何回も同じ文章を
読み返したりしてようやくのこと
わかったことも多かったため
○○の2020年問題 のように
まずは独立して理解するのがおすすめ

人材の偏りがヤバイ

主に1980年代後半から90年代初頭の
バブル期に大量に採用された
「団塊ジュニア世代」を抱える企業で
人材のポストが不足する
予想されています。

ポスト⇒出世する
つまりはこの世代にとって
給料のピークとなるのが
ちょうどこのころになります。

その結果どうなる?

人件費の負担が大きくなる
これは様々な業種にまたがって
起きることです。

ポストはどうしようもないとしても
人件費が上がってしまうことに関しては
企業としては見逃せません。

人件費を減らすために
一番簡単な方法といえば?

リストラ ですよね。

この辺りは他にも人数がいるのだから
より優秀な人をポストにすればいいと
競争が激化するのはまだ健全。

正規雇用を減らして派遣など
非正規雇用を増やす企業もあるでしょう。

当事者である企業側の方が
色々と考えていると思いますが
最近は正規雇用と非正規雇用の
手当の差をなくす風潮になってます。

単純に雇用自体を減らす
つまり今の新卒の売り手市場が
下落するかもしれませんね。

一方で人手が足りないところも

色々な企業で働き盛りの働き手の余剰が
様々な問題として起きるであろうと
思われています。

しかし一方で人手が足りなくなるであろう
もしくは足りないであろうという
そんな業種が存在します。

サービス業です。

東京五輪で客足が増えることに
影響があるような職種は
人手が足りないと予想できます。

海外からの観光客が増える中で
それに対応できる人材は
今から育成しておかないと
間に合わないのではないか?

そしてそれが終わった後に
増やした人員はどうするのか?
というまた頭の痛い問題が
残っているわけなのですが……。

結局のところ雇用を増やすには
人件費を増やすしかないので
企業における2020年問題というのは
どこまでも『人件費』という
お話になるのかもしれませんね。

住宅がヤバイ

2020年を境に高齢化の影響で
緩やかに人口減少と空き家が増え
住宅にかんする需要が減るのではないか
というのが住宅・不動産の2020年問題

業界の人というか業界の『どちら側』かで
問題の内容が変わりそうですが
不動産投資でもしてない限りは
関わり合いはないかもしれません。

また他にも東京五輪にかけて
不動産をキープしていた外国人が
所有する物件を売り抜けるので
空室が増えるのでは?
などと色々な不安が煽られます。

五輪関連だとそれに合わせた施設や
建物などの建設ラッシュが続きますが
2020年を区切りとして不動産価値が下がり
地価も下落するのではないかという
予想もこの問題の一つです。

住宅・不動産業界に関しては
年がら年中価値を煽るか
値下げを煽るかしている印象。

その中で2020年問題というのは
他にも紹介しているようなことが
起きているので大きく見えるだけ
というのが私の認識。

煽って儲けたい業界の方々が
一生懸命マーケティング(宣伝)を
しているだけじゃないかなと。

邪推なのですけどね。

むしろ住宅がやばいのは
高齢者の一人暮らしとか
そっち関連になる気がします。

平成が終わるタイミングなので
駆け込み入籍からの出産ラッシュで
人口はちょっぴり持ち直すのではないか
そんな風な予想を個人的に。

それと合わせると五輪で売り抜けて
空室増えた結果、家賃などが下がることを
予想して入居を待っているカップルも
増えてもおかしくないです。

医療がヤバイ?

これ、2020年問題で調べていると
一緒に検索候補に出てくるのですが
実は『2025年問題』のことですね。

住宅・不動産の話とも関連があるのですが
いわゆる「団塊の世代」の年齢が
75歳以上、つまり後期高齢者に
達することから起こる問題です。

団塊の世代の方々の人口が
800万人といわれており
それだけの人数が後期高齢者になるので
医療費や社会保障費の負担も
大変なことになるでしょう。

一般人にも一番影響があるのが
この問題かもしれません。

政府が増税しようとしているのは
この問題にお金を入れるのに
もっとも簡単だからでしょうね。

景気を上向きにすることで
税収をあげるという方法は
緊縮財政に潰されてきているので
そりゃ増税するしかない。

厚生労働省も2025年問題に取り組んでる

言われてみれば確かになのですが
現在日本の人口の4人に1人は65歳以上
3000万人を超えています

世界的にも類を見ないスピードで
高齢化が進んでいるだけでなく
2042年のピーク時には3900万人という
予測が発表されています

実際にはそういった高齢化による
医療の需要に関しては
地域差が存在しており
すでに需要がピークになっている
地域も地方などには特に多いです。

この問題を解決する一番簡単な方法は
増税してそれらを医療・社会保障費に
してしまう事なんですよね。

増税するよりやることあるだろう
というよりも昨今の増税は
このタイミングでやらないと
医療の問題が間に合わないという
計算があるのかもしれません。

割と身近すぎる医療問題

確かになと思い、負担を考えると
頭が痛くなる問題ばかり。

医療費

これは高齢者以外の負担額は
増えるんじゃないかなと。

800万人が後期高齢者ですよ?
その分の負担はどこから出せば
となるとやっぱりね。

人手不足

医者だけでなく介護などの人材の
人手不足は現在でもあります

この辺りの問題を解決するために
2020年問題とセットにして
無理矢理ねじ込んできそうな予感。

認知症問題

これは誰のせいでもないというか
年齢によるものが大きいです。

むしろ増える見込みがあるけれども
どうすればいいのかというのが
問題になっているのでしょう。

高齢者ドライバーの事故なども増えてます
こちらも根が深そう。

たた、夫婦間の関係によっては
そういった問題が夫源病、妻源病の
可能性もありますが……

夫源病(ふげんびょう)の症状とは?チェックの方法や逆もあるの?

お金の問題

社会保障費や年金などの
お金の問題がまず最初に
出てきちゃうんじゃないかな。

財源をどうすればいいのか
そのためには国として何をすべきか

もっと国会で話し合ってほしい
話題はこうやって色々あるんですけどね。

教育がヤバイ

制度が変わるから
教育する側は大変だよね
という問題かなーと。

大学入試の改革

『センター試験』が2020年1月をもって最後に
その後は『大学入学共通テスト』に変更。

とはいえ2020年~2023年に
試験を受ける学生たちは
現行と変わらない30科目のテストが
予定されています。

なので本番はその後の受験生でしょう。

大学入学共通テストで何が変わる?

国語と数学で「記述式」の導入

マーク式だけだったセンターから
国語と数学で記述形式の問題が採用。

すべて運任せという風には
できなくなってしまうわけですね(笑)

英語で4技能を評価

「読む」「聴く」だけだった試験内容が
「話す」「書く」も評価内容に

とはいえ、「話す」が含まれていると
同日に試験を行うのは難しいため
民間試験を活用する方針
現在では決まっています。

TOEICなどなら受験の経験は
大学在学中だけでなく
社会に出てからも役に立つので
個人的にはうらやましいかなぁと。

とはいえ2023年まではあくまでテスト
それ以降は共通テストという可能性も
無きにしも非ず。

でも共通にするコストを考えると
民間の方がいいような。

そうすると民間のテストで差が出て
それはそれで問題になるような。

CBT方式の導入(予定)

2020年の採用は見送られましたが
今後はCBT方式(パソコンでの回答)の
導入が予定されています

おっさん的には信じられないのですが
スマホは使えるけれども
パソコン使えない若い人がいます。

そういった若い層を減らす
というのもあるのかなと。

いくつかの資格でCBT方式の試験を
受けたことがあるのですが
個人的にはありだと思います。

マークシート方式だと
目が滑って見逃すことも
CBT方式なら発見して
見直すこともできるでしょうし。

問題はそれどこでやるの?
やっぱり民間なの?
という点ですかね、やっぱり。

小学校の指導要領の改革

2020年度から小学校で
「新学習指導要領」が始まります

中学校は2021年度、高校は2022年度と
段階を踏んで行われるのですが
実際何が変わるの?と。

一番大きいのは学習の時間でしょうか。

執筆時点の小学校の学習時間と比較し
なんと35時間も学習時間が増えます

これは英語の授業が小学校の
高学年から必須になったり
プログラミングの授業がはじまったりと
私が子供のころとは
ガラッと変わることもあるのでしょう。

教師の負担が激増する

実際、英語やプログラミングの学習は
それができる人にまかせるのでしょうが
授業を担当する教師の負担は
35時間も増えたら相当ですよね。

それに対して教師の数はというと
少子化で教師の定員が減っているのに
昔と比べて負担が増えている印象。

私としては小学校に関しては
教員を増やしてもいいのではないか
とすら思っています。

2クラスもしくは学年担当の
副担任的な役割を増やして
補助する人材の登用をする

それが安易にできないのは
公務員に対する風当たりが
教師に対してもあるのかなと。

単純に人材不足という点でも問題

教育制度の改革による混乱
というのが2020年に起こる
教育の問題の焦点ですよね。

ただ、2020年をピークと見る
観光需要による人材不足
その後の人材の余剰はどうするのか?

他にも医療や介護の現場の
人手不足を解消するための教育など
今後を見据えたスペシャリストの
育成をどうしていくかというのも
実は2020年の教育問題かなと。

そしてそのための予算を……って
やっぱりお金の問題になるという(*ノノ)

ITがヤバイ

これは実は他の問題と比べると
そうでもないです。

なぜならすでに起きているから。

単純にIT技術者が足りない
そういうお話ですね。

なのでこちらに関しては
教育関係の2020年問題に
丸投げするしかないかと。

もしくは外部委託していた
技術者を内部で育てるように
方針を変えていくなどでしょうか。

AIによって仕事がなくなる?

AIの技術の発展によって
今後無くなる仕事というのが
ちょくちょく話題になっています。

例えばデータ入力などの単純作業ですね
これはクラウドソーシングのサイトなどで
今でも普通に見つけられますが
単価は仕事にするには厳しいお値段。

こういったお仕事であったり
「一般事務」「オペレーター」
「コールセンター」などの仕事は
AIが優秀になればなるほど
人間である必要がなくなります

クリエイティブな仕事が求められる

クリエイティブってなんだよ
言ってみたいだけだろ!
とちょっと前までならば
若干斜に構えていましたけれども
今は手のひらクルーです。

つまり企業の歯車的に
言われたことしかできない、やらない
という人材はAIに取って代わられる
そんな可能性が今後出てきます。

求められているのはAIでは
対応が難しいであろう職であったり、
企業にとって変えられない人材
もしくは自分が主導で動けるような
リーダーシップがある人材

そんな奴いたらウチに欲しいよ!
という人材こそが求められます。

2020年時点では問題がなくとも
未来に色々と残りそうな
厄介な案件と言えそうです。

社会を気にするには良いテーマかと

大抵何か問題が提起されたときには
表面化しているところだけで
議論がされてしまいます。

が、この2020年問題に関しては
あれもこれも含まれるという
範囲の広さゆえに他の問題では
見落としがちなところまで
情報が見えてくると思うのですよね。

例えば人材の偏りに関しても
簡単な仕事はロボットに奪われる
⇒その分の人でを他に割り振る
⇒そのための教育を行う
⇒長期的には人材の偏りが解消される

という風に私は考えるのですが
日本の風向きは外国人労働者を
増やして何とかしようとしてます。

成果が出るまでのコストを考えると
わからなくはないのですが
個人的には短絡的であると
思っているんですけどね。

外国人の働き手といっても
ちゃんと国籍・民族などをみて
その国になじまないタイプではなく
ちゃんと日本のことをわかってくれる
という方ならば問題ないですし。

※移民問題の多くはその国に同化せず
自分たちで独自のコミュニティを作り
その国を乗っ取ってしまうことが
問題になっているという認識。
○○タウンとかその最たる例かと
※※数ある意見の一つです。

こんな感じで2020年問題というのは
他にも改善する必要のあることに
関連しているし、かつ内包している
そんな面白いテーマだと思います。

自分で色々と調べてみるのも
勉強になって楽しいですよ。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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