F1のグリッドガールが廃止で
レースクイーンも廃止か?
という流れに疑問が浮かびました。
グリッドガールとレースクイーン
お金を出している所が
違うと思うのですよね。
その辺の違いをはっきりすべく
グリッドガールとは何か
改めて調べてみました。
どちらかというと
レースクイーンの方が
衣装や露出は際どい印象。
たぶん、グリッドガールで
イメージするのは
ラウンドガールなんじゃないかと
個人的に思ったり。
スポーツでプラカードを
持っている女性……
うん、ラウンドガールだな
※私の場合です。
F1のグリッドガールが廃止に
グリッドガール廃止で
レースクイーン廃止まで
考えてしまうのは
ちょっと違うんですよね。
モータースポーツの世界最高峰F1が1月31日に今季よりグリッドガールを廃止すると発表し、日本のワイドショーなどが取り上げるなど波紋が広がっている。
発端は昨年末に一部の性差別廃止論者からグリッドガールが女性差別に当たると指摘されたこと。2017年にF1の商業権を獲得したリバティメディア社はアメリカ企業であり、そうした人権尊重論に配慮してグリッドガールの廃止を決めた。
引用元:https://www.nikkansports.com/sports/news/201802020000010.html
これ、気になるのは本当に
人権尊重論に配慮した形で
グリッドガールの廃止を
決めているのかという点だったり。
なにしろ所謂レースクイーン、
キャンギャル、ラウンドガール、
このあたりと比較すると
グリッドガールの露出は少ない。
むしろレース場を舞台にする
モデルぐらいのイメージが
私の中ではありました。
なのでどうして?
という疑問があるのですが……
そもそも中にはグリッドガールと
レースクイーンを混同する方も。
F1でレースクイーン廃止?
いやいや、そこは違うでしょ
まずはグリッドガールと
レースクイーンの違いを
ご紹介しますね。
グリッドガールとは?
私のイメージだとF1で
レースの開始位置で
プレートを持ってる女性
というイメージあり。
レースクイーンと
勘違いされがちですが……
レース前配置(グリッド)を案内するため、レーサーの名前と番号が書かれたプラカードを持っている係員は、主催者が雇ったグリッドガール(Grid-Girl)である。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/レースクイーン
ざっくり簡単に
明らかな違いを述べると
F1の主催が雇っているのが
⇒グリッドガール
チームが雇っているのが
⇒レースクイーン
という感じですね。
その他にもグリッドガールは
露出度の高いコスチュームではなく、あくまで上品にその開催国の伝統や魅力を表現するための衣装を身に着けている。
引用元:https://www.nikkansports.com/sports/news/201802020000010.html
というわけで調べてみると
思った以上に露出が少なく
おしゃれな印象を受けます。
こちらはF1のグリッドガールを
勤めていたレベッカ・クーパーさんの
自身のグリッドガール時の衣装。
Parading around the pits in a bikini?! So I suppose you’ve attended many F1 races and witnessed this as you seem to have such a strong opinion. Little would I know having working there for 5 years wearing these outfits… 🤔🙄 pic.twitter.com/AqwdYezJjh
— Rebecca Cooper (@rebeccageldard) 2018年2月1日
F1で女性というと
レースクイーンをイメージして
さらにプラカードを持ってる
と付け加えると
ラウンドガールをイメージ。
そんな雰囲気をこの騒ぎから
感じ取った私です。
ではレースクイーンとは?
じゃあレースクイーンって何?
レースクイーンというと
こういうイメージ。
オートサロンc-westブースまで足を運んでくださった皆さんありがとうございました!
メンバーにも恵まれすっごく楽しかったです💗
さぁ、掃除しよう! pic.twitter.com/KzWnox2gUM— 西村いちか (@ichikanishimura) 2018年1月15日
上記は西村いちかさん
レースクイーンオブザイヤー17-18
を受賞した方ですね。
レースクイーン(race queen)は、モータースポーツ(自動車、オートバイなどのレース)に参戦する各チームのスポンサーのコンパニオンであり職業美人である。主として20歳前後から30歳前後の女性が就いている。「RQ」と略される場合もある。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/レースクイーン
元々はレースの主催者が
優勝者の表彰などのために雇った
女性だったそうですが
現在はそちらは
「サーキットクイーン」
と呼ばれる模様。
レースクイーンはチームや
企業が雇ったキャンギャルを
呼ぶようになっていますね。
なのでレースクイーンを
廃止させるにはそれらの
企業やチームの意識を
丸ごと変えないとダメなので
廃止はされないでしょう。
また、日本においても数多くの
芸能人、タレント、女優を
輩出している登竜門的な
仕事であるという認識が
男性女性ともにあります。
女性を際どい角度から
撮影するカメラマン達には
色々と思うところはあるかと。
しかし、女性からすると
夢やチャンスを掴む為の仕事です。
現在ではモデルやグラドルだけでなく
コスプレイヤーやネットアイドルなど
アイドル予備軍も所属する現状。
むしろ女性側の反対意見の方が
大きいでしょうし
現にグリッドガール廃止には
女性も反対していますからね。
余談:レースクイーン出身の芸能人
私が名前を知っている
という基準でピックアップ。
- 安西ひろこ
- 飯島直子
- インリン・オブ・ジョイトイ
- 上原美優
- 江角マキコ
- 岡本夏生
- おのののか
- 坂井泉水
- 佐藤江梨子
- 佐藤かよ
- 三浦りさ子
- 杉本彩
- 高杉さと美
- 千葉麗子
- 菜々緒
- 浜田翔子
- 細川ふみえ
- 室井佑月
- 森下千里
- 吉岡美穂
- リア・ディゾン
懐かしい名前がチラホラ
意外な方もレースクイーンの
経験があるものなのですね。
名前を見ているとやはり
色々と時代が変わっているなと。
例えば↓こちら↓
最近は↑こんなこと↑もやったり
単に露出が多いだけでなく
独自性を出そうとしてますが
どうなることやら。
グリッドガール廃止に賛成?反対?
F1のグリッドガールを
勤めていた女性達からも
反対の声が挙がっています。
So the inevitable has happened, F1 gridgirls have been banned. Ridiculous that women who say they are “fighting for women’s rights” are saying what others should and shouldn’t do, stopping us from doing a job we love and are proud to do. PC gone mad 😡 #Gridgirls
— Rebecca Cooper (@rebeccageldard) 2018年1月31日
ざっくり訳すと
「”女性の権利のために戦っている”
という女性達によって
私達が大切に思っている
仕事が奪われた。
”差別や偏見を無くすという”
主義や主張は行き過ぎている」
という感じですかね。
他にもグリッドガール経験者が
次々と反対・批判をしており
その方向性はそのまま
フェミニストへの批判になってます。
ドライバーや関係者はそもそも
グリッドボーイですら嫌で
グリッドガールの廃止に反対の
立場なんですがそこはそれ
主催の意向が第一ですからね。
余談ですが日本でグリッドガールと
レースクイーンが混じって
レースクイーン廃止という
報道の形が取られたのは
他国との形態の違いの模様。
基本的にレースの主催側が
用意するのが主流の中で
チームとレースごとに帯同する
日本のやり方が若干異質。
日本でのレースクイーン廃止はおろか
ぶっちゃけ日本のF1開催時には
こっそりグリッドガールが
いるんじゃないかと思います。
FIA 世界耐久選手権ですが
2017年も日本ラウンドには
グリッドガールがいました。
カメラマンが一生懸命
囲んで写真を撮っている
日本のレースクイーン廃止とは
違うお話ですよ!
と思えばOKですね。
ぶっちゃけレースクイーンや
ラウンドガール、
フーターズとかの方が
露出や性を意識させる
商売していると思うのでした。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
両者の違いが解らずぐぐっておりましたが、
よく解りました、ありがとうございます。
グリッドガール≒「会場案内スタッフ」ですね。
例えるなら飛行機でのCA、
つまり女性的な立ち居振る舞いないし存在意義が求められる職業、
ということでしょう (語弊がありましたらすみません)
(もちろん、衣装に過剰な露出があれば不相応ですが)