松戸伊勢丹に税金を投入して、
存続させようというお話で
はじめて閉店するかも?
という話を知った私。
実際は閉店になるのかは
まだわかりませんが、
三越伊勢丹では
すくなくとも閉鎖の方向で
話が進んでいる模様。
それはいつになるのか?
原因や理由などを
調べてみました。
松戸にいくとしても
伊勢丹を目的にするのって
福袋とかセールの時ぐらい?
本当にほしいものは
遠出してでも買いに行きますが
その中に伊勢丹という選択肢
私の中にはないなぁ。
追記:
閉鎖の発表がありましたね……
目次
松戸伊勢丹は閉店?閉鎖?
基本的に三越伊勢丹側は
松戸市に対して撤退、
つまり閉店の方向で
話を進めている模様。
その中で継続のために
条件として提示されたのが
- ビルオーナーとの契約縮小
- 市の公共施設の導入
あの伊勢丹やお隣の
ハローワークなどがあるビル
『松戸ビルヂング』という名で
他にオーナーがいるんですよね。
で、今の規模を縮小、
5F以上を閉鎖して
B1F~4Fでの営業に。
さらに市に対しては
公共施設を入れて
伊勢丹を通って
そこに行くようにしろと。
どちらにしろ規模の縮小による
店舗や階層の閉鎖は
決定事項となっていますね。
4Fまでしかない伊勢丹が
存続する意味があるのか?
私なんかは尚更足を運ぶ
理由がなくなると思うのですが。
伊勢丹の閉店・閉鎖の時期はいつ?
閉店は2018年3月21日と
発表がありました。
9月25日の採決で
税金を投入するのか
決まるということなので
話はそれからでしょう。
とはいえ三越伊勢丹側は
2~3年を目処に閉店・撤退を
考えているようなので
2020年までには閉店の可能性が
今も残っていますね。
さらに税金を投入して
10年間の存続をするのも
B1~4Fになって他は閉鎖と。
これも決めるのは伊勢丹側で
10年間存続するとしても
その後どうするかというビジョンは
松戸市側に無いのも
ネットで公開されている質疑応答で
バッチリわかっています。
税金投入で10年後は?
「税金投入してでも
存続させて欲しい」
という意見も中にはあるようですが
そもそもその人が
続けて欲しい店舗が撤退しないとは
かぎらないわけですよ。
そしてその10年間でどうするのかと。
どこをどうテコ入れすれば
人が来るようになるのかという
具体的な案は聞けていません。
このなんとも煮え切らないというか
微妙な所が実に松戸っぽい
といえば松戸っぽい。
芸術やクリエイター方面に
もっと振り切った方が
良かったんじゃないかと。
今思うとバンプレストとかを
全力で支援して
消費は秋葉原、
製作は松戸みたいになれば
流れも違ったでしょうし。
既得権益が邪魔して
上手くいかなかったなどの
噂もありますしね(遠い目)
伊勢丹の閉店・閉鎖の原因や理由は?
これ、単純に赤字経営だからで
しかも設備投資などをしても
成長する見込みがないと
思われているわけですよ。
足元では、三越千葉店の他にも、伊勢丹松戸店、同相模原店、同府中店が営業赤字。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は東洋経済の取材に対し、「成長が望めず、設備投資をかけられないような店舗は、ここ2、3年のうちに手を打たなくてはいけない」と、上記の郊外店の閉鎖がさらに続くことを示唆した。
三越伊勢丹ホールディングスでは、2016年度第1四半期(4〜6月)決算で純利益が前年同期比44%減と、急激な業績悪化に見舞われている。
引用元:http://toyokeizai.net/articles/-/134896?page=3
ここで伊勢丹松戸店を存続させて
松戸は成長するの?
そして伊勢丹の利益は上がるの?
そう考えた時に自信を持って
YESと言える様な案を
誰かが出せるならすでにしているかと。
松戸市に住んでいるからわかる。
30年ぐらい遅かったんじゃない?
私の場合
松戸はシネマサンシャインが
閉館して以降は完全に
ハブ駅といいますか
「何かのついで」
に足を運ぶ駅なんですよね。
映画を見に行って、
ついでに買い物とかするには
亀有か柏に行きますし。
特に若い子で職場が
東京方面にあるなら
北千住まで行く事だって
わりと普通では?
私生活がフラフラしている時に
足を運びましたが
地下はそれなりでしたが
他はそんなに人がいない
そのような印象でした。
私が小さい時には伊勢丹に行く
というだけでワクワクしましたが
今なら家族連れは大型スーパー
イオンなどに行くのかなと。
特に新鎌ヶ谷のイオンならば
近いところにアクロスモールもあり
車があるならこちらが便利。
追記:閉店の発表と共に数字が
1995年に新館を増床し、
翌年の1996をピークに下降。
赤字が恒常化していたようですね。
2013年には大規模なリモデル投資を実施したが効果は限定的で黒字化には至らず、2008年度から2016年度にかけて計約38億円の減損損失を計上。同社は、「今後現店舗の競争力を高めたうえで運営を続けるためには多大な投資が必要となる中、投資回収の見込みが立たない」ことなどを踏まえ、営業終了に至ったとしている。
引用元:https://www.fashionsnap.com/news/2017-09-28/isetanmatsudo-close/
ちなみに、松戸市が
伊勢丹に投入する予定だった
税金の金額が21億円。
赤字を何とかして黒字にする
ビジョンはやはり思い浮かばない。
これ、伊勢丹側もダメ元で
割と吹っかけたんじゃないかと
私の予想ですが。
税金を入れれば何とかなるの?
以下、私の個人的な視点です。
東口で駅からつながっている
イトーヨーカドーですら
そこまで人が入っている
イメージが無いです。
西口の伊勢丹方面で
最も人の動きがあるのって
ぶっちゃけハローワークでしょ。
ハローワークは平日でも
朝早くから鬼のように
人がいますし職員さんも
忙しそうにしています。
けれど他にいるかなというと
伊勢丹まで来て何するの?
なんて疑問が起こります。
そもそも成長が見込めないと
三越伊勢丹側から
みなされている時点でちょっと。
さらにビルを借りている
伊勢丹からさらに借りる
という意味のわからなさ。
付近の商店などの人達と
それ以外で温度差は
ある気がしますね。
税金の無駄遣いではないなら
無駄にならない根拠を
明確に示して欲しいわけです。
なくなって欲しいわけではない
でも税金つかって延命程度じゃ
無駄になるよね?
その説明はどうなっているの?
説明が果たされないと
存続を応援できないわけですよ。
追記:松戸市議会「支援策」拒否を決定
松戸市議会では9月25日に、
市施設を同店の一部フロアに
入居させる市の方針について、
容認しないことを正式に決めました。
この結果、伊勢丹松戸店は
閉鎖が濃厚となり
来春閉店を表明する可能性が
出てきました。
今後どうなるのか、
松戸市民として気になるところ。
追記の追記
2018年3月21日に閉店とのこと
松戸店で働いていた方は
他の店舗・部門の勤務となるようですが
別の地域にある店舗も閉店の
対象になってますよね?
競争が激化して遠からず
リストラの波が押し寄せるような。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。