日本では嫌がられることや
不快感を与えられることに対し
ハラスメントと読んでいますよね。
臭いに関するハラスメント
スメハラ(スメルハラスメント)が
最近では広まってきてます。
これには色々と心当たりがあり
対策方法やそれがスメハラだと
どうやったら誤解なく伝わるのか
伝え方などを調べてみました。
本人が気がついてなくて
言われたらかなり凹むなーと
私なんかは思うわけですが。
食生活なんかも含めると
原因も多岐に広がるし
単純に伝えるだけでは
ダメそうですよね。
目次
スメハラ(スメルハラスメント)とは?
スメハラ(スメルハラスメント)とは
臭いにより周囲を不快にさせる
嫌がらせ(ハラスメント)のこと。
原因となるのは
原因となる臭いは様々で
口臭、わきがや加齢臭などの体臭
香水やデオドラントのつけすぎ
整髪料、足のにおいなどなど
いずれかで不快な思いをした
という経験がある方も多いでしょう。
これらは個人の食生活や病状、
衛生状態など様々な要因から
発生する悪臭などですね。
どの程度問題なのか
単に臭いで周囲を不快にする
ということからはじまり、
頭痛やめまいの原因になることも。
また、あまりに酷い場合は
スメハラを理由に退職に至る
というケースもあるほどで
思ったよりずっと深刻。
スメハラを指摘されることに対して
それ自体がパワハラやセクハラに
なってしまう可能性もあって
非常にデリケートな問題です。
個人差でさらに複雑化
人それぞれが匂いに好みがあるように
悪臭だと感じる臭いにも
個人差が見られます。
例えばCMでやっているような
いい香りがする柔軟剤なども
人によっては臭いと感じるわけで。
さらに加害者となる方が
スメハラになっていることに
気がつかないケースもあります。
先ほど問題点で挙げたように
本人が自覚していないために
スメハラの指摘が逆に
セクハラやパワハラに
なりかねないわけです。
伝え方を間違えるとその後が大変
加齢臭を指摘したところ
歳なんだから仕方がない
と言って対処してもらえない
そんな経験が私にもあります。
スメハラの場合は安易に
ストレートに相手に伝えると
加害者と被害者が逆転するなど
非常にデリケートな問題。
また、伝えた結果として
加害者が必要以上に重く受け止め
神経質になるパターンも。
伝え方には細心の注意を
払って試みる必要があります。
個人的にはそういうのが
面倒くさくなってしまって
退職しちゃうっていうのは
今ならありかなと思っちゃいました。
実はよくあると思われるケース
加害者側はスメハラであると
理解していないケースもあり
それを伝えるわけですが
そこにも気をつけなければいけません。
企業などでも男性から女性に
スメハラを伝えるのって
逆にセクハラで訴えられそうで
怖くて実行できませんよね。
他にも子供達にもマナーとして
教育すべきだと思います。
私が小学生のころに
凄いくさい子がいたんですよね。
その子は鋼のメンタルだったので
「おまえ、くせーな!」
と言っても、逆に近づいて
臭いを押し付けるようなタイプで
問題にはなりませんでした。
が、一歩間違えるといじめや
不登校の原因になりかねなかったと
大人になってからは理解できます。
なんというか、子供の頃から
どうするかを教育すれば
結果的にスメハラは
減っていく気がしますね。
スメハラの上手な伝え方とは?
基本的に個人対個人で伝えるのではなく
間接的に認識して貰う方向が
一番無難でしょうね。
- 体調不良の原因になるので
香水などはつけすぎないようにと
全体で呼びかける - スメハラに関する情報の周知
社内セミナーなどで教育する - 臭いに関するクレームが
匿名であったと周知する - 消毒と同じような感じで
消臭スプレーなどを配置する - 飲み会などでさりげなく
話題にして意識して貰う - 匂い、身だしなみを昇進の
評価項目にしてそれを公表する
角が立たないようにと考えると
こんな感じになるでしょうね。
ビジネスマナーとして
身だしなみのセミナーを
行っている企業もあるでしょう。
その延長線上でスメハラに関しても
セミナーなどで教育を行うのが
良いと考えます。
数の優位せいといいますか
その企業内部でのスメハラに対する
問題点の認識が共有されていれば
伝え合うのも当たり前になるでしょう。
あなたはここが気になります
と匂いに関するアンケートを
まとめて渡すという案もあるようです。
そんなことされたら私なら
その日に辞表を出して
しかるべきところに駆け込みますけど。
個人の場合は
企業や学校に担当の部署がある場合
そこに相談するのがいいでしょう。
そういった部署が存在しないなら
信頼できる上司や教員に
相談を持ちかける。
余程親しくて冗談交じりで
会話が出来るほどでもない限り
直接伝えるのは角が立つでしょう。
スメハラの対策とは?
企業や学校などの場合と
個人で加害者にならぬよう
スメハラ対策をする場合に
分けて考えてみます。
企業や学校が行うこと
ざっくりと書いていきます。
セミナーを行う
スメハラという言葉の周知、
どんな問題点があるのか
自分がそうなった場合の対処など
教育の機会を設けることです。
知っているということは
気がつくことにも繋がりますし
一度セミナーなどで教育すれば
その後に対応をとる時にも
柔軟に対応できるでしょう。
規則を作る
これはどちらかというと
学生時代のようなルールを
企業に取り入れる感じ。
スメハラ対策として
匂いや身だしなみに関する規則を
会社や組織ぐるみで作るのも
対策のひとつとなります。
規則として作っておくことで
問題が起きたときに
その規則を基準に解決を
図ることができるのがポイント。
どちらかというとスメハラに
関連して面倒な問題が
次々と起きそうなときに
企業を守るために必要とか
そんな感じですね。
担当を明確にして相談方法を周知する
スメハラを相談したいけれども
誰に相談すればいいのかわからない。
こういったケースを逃してしまい
問題が大きくしてはよくないですよね。
そこで誰に相談したらいいのか
担当を周知するというのが
対策の一つになります。
加害者も被害者も
そこから話があったら
そういうことかなと
思えるというのもポイントでしょう。
空調など施設で対策
消臭能力の高い空気清浄機を
その部屋に導入したり
匂いがどうしても出る場合は
場所を限定するなどですね。
特に客商売などの場合、
お店は入った瞬間に
嫌な匂いがすると
その場で帰る人もいますからね。
コストが発生してしまいますが
必要なコストであると割り切って
できれば導入したいものです。
空気清浄機が高ければ
消耗品の消臭剤とかでも
別にいいと思いますし。
個人で対策をとること
自分がスメハラを受ける側の場合は
伝え方でも書いたとおり
上司やもっと上の上司であったり
担当部署に相談するのがいいでしょう。
ではもし、自分がスメハラを
しているかもしれないと
思った時はどうすればいいのか?
悩みすぎない
悩みすぎてストレスになる方が
周りからしても困ります。
要因は潰したし大丈夫
とまずは自信を持ちましょう。
気の使いすぎというのも
疲れるだけですからね。
口臭
口臭に関しては原因が
色々とあるので本当に
悩んでいる場合は
医者に掛かるほうがよいかと。
例えば歯が原因なのか
胃が原因なのかとか
色々ありますからね。
一時的な対策としては
こういったブレスケアで
誤魔化すという手も。
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ぶっちゃけ口臭は突き詰めると
必要なものが多すぎるので
自分が必要だと思ったものを
用意した方がいいですよ。
体臭
体調不良などが原因でないかぎり
お風呂に入って体を洗うなど
清潔にしていれば問題ないでしょう。
汗はそのまま放置しない
汗をかかない工夫をするなど
夏場は服装に気をつけると
いいかもしれませんね。
香水やデオドラントは
必要以上につけない、
柔軟剤なども無臭のものを
使用するなどすれば
大きなトラブルは防げるでしょう。
どうしても気になる場合は
香水などではなく消臭スプレーを
使ってみるのも手です。
身の回りのもの
これも自分はいい香りだと
思って使っていても他の人には
という場合があります。
普段使うものならば構いませんが
仕事などで使うものならば
無香料のものや無臭のものを
使うようにすればいいでしょう。
個人的にはいい香りであることや
香る事を売りにしている商品を
避けるだけでも違うと思います。
私の経験ですが無香料のものにして
洗ったら変なにおいが残っていて
もう一度洗っても落ちず
原因は洗濯槽だったとかあります。
洗濯機を洗えばいいのですが
まあ、面倒が一つ増えたなぁと
その時は思ったものですから。
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面倒くさいならサプリメント?
口臭・体臭に効くと言うサプリ
飲めばいいだけなので
一番楽ですよね。
とはいえサプリメントは
メインではなくて補助的に
使うのが推奨されているもの。
全部の対策は難しいし
これとサプリ!
みたいな運用がいいでしょうね。
私は夏場などのどうしても
匂いがきになってしまうシーズンに
使うことが多いです。
食欲が落ちて食生活が
偏ってしまった時に
どうしても体臭や口臭は
気になってきちゃいますし
夏場こそサプリかなと(笑)
加害者にならぬよう気をつけて
例えば在宅ワークだからと
油断している人が
いざという時に体臭に
気がつかないとかありえます。
なんでもハラスメントになりうる
そんな時代のなかでスメハラは
明らかに気をつけるべき部類。
企業だけでなくて子供、学校の
レベルで認識して貰うほうが
いいと私は思いますね。
たとえば道徳の授業ですが
マナーを教えるという建前で
スメハラなどの社会的な問題を
早めに教育するのもありでしょう。
その上でスメハラを振りまく人が
いる場合には上司や担当部署に
相談するのが無難ですかね。
個人的な対策としては
食生活を見直したり
身だしなみをきちんとしたり
後は念の為消臭スプレー
これで対策はできている(はず)
男女や年代ごとにこうすべき
というマニュアルがあれば
もっと違うでしょうから
やはり周知が必要なのでしょう。
実際問題として被害は大きいけれど
単純な解決が見込めないのが
スメハラの一番怖いところ。
せめて自分は加害者に
ならないように身だしなみなど
気をつけたいですね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。