危機管理部とは?学部のある大学で日大以外は?何を勉強してるの?

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日大の悪質タックル問題
監督とコーチが会見した際に
司会者が最悪と話題に。

橋下徹氏のツイートから
危機管理部ってあるの?
何やってるのという疑問が
沸いたので調べています。

で、むしろ日大には
危機管理学部があるものですから
尚更色々と思ってしまって。

同じ学部を選ぶとしても
しばらくは別の大学を
選ぶ人が多そうですよね。

こういったブランドイメージを
守るというのも危機管理なら
謝罪会見の一つをとっても
危機管理部のお仕事のはず。

謝罪に関しては私が学んだ
許して貰える謝罪の仕方も
ついでにご紹介しますね。

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危機管理部とは?

私が気になるきっかけになった
橋下徹氏のツイートが以下です。

ちなみに橋本さんの
危機管理の認識はこうです。

私の認識と同じで
おっさんも一安心(笑)

危機管理部とは?

企業や組織などにおける
危機管理を行う部署ですね。

とはいえそれではわかりにくいので
日大のこともありますし
危機管理学部と危機感理学
ちょっとみていきましょう。

危機管理学部と危機管理学

割と新しい学部ですが
どうやら防災がメインで
不祥事に対する管理は
どうなんでしょう?

危機管理学部(ききかんりがくぶ 英称:Faculty of Risk and Crisis Management))は、危機管理の基本技術を身につけ、さらに健康、安全、安心を求める応用技術を修得して、安全で平和な社会を実現するトータルコーディネーターを育成する学部。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/危機管理学部

日本だと危機管理がまず
防災がメインになってしまって
企業や組織の危機に対する
意識が実は薄いのではないかと。

危機管理学個人や国家、企業などの組織を脅かす危機の実態を分析し、その防止策や対応策を立てるのに役立つ学問だ。日本の研究・教育機関では積極的に扱われてこなかったが、米国では重要分野の一つとされてきた。日本でも豪雨災害や相次ぐ火山の噴火、国際テロの発生などに伴い、危機管理能力を高める必要性が認識されるようになったことが背景にある。
引用元:http://www.sankei.com/special/nihonryoku2015/university/article36.html

防災や防犯、テロ対策、企業経営
これらに対する危機を管理するのが
危機管理のお仕事。

つまりは100%防ぐことは
出来ないと想定して
それが起きた時にどうするか?
というのを学んでいる(はず)

対外的に評価はされにくい

危機管理部って基本的には
仕事がないほうがいい
という部署ですよね。

燃え広がらないようにする
という点において
世間的に評価されるというのは
難しい部署かなと。

「未然に防いだ」
「最小限に防いだ」

世間に知られるのは基本は
悲劇的なこと、被害が広がって
関心をもたれることなので
そういうのとは違いますね。

とはいえ個人的には
企業など組織における
防災・消防の部署なので
ないのは問題です。

そして現代社会では
なにがきっかけで炎上するか
わからない以上、
プロが必要な現場のひとつ
プライドを持っていいところだと
私は思いますけどね。

篠原涼子さんとか米倉涼子さんで
ドラマやってくれればいいのに(ぉぃ)

大学の危機管理学部って何を勉強してる?

日大の危機管理学部によると

自然災害や事故、犯罪、情報流出、テロリズム…。私たちに脅威を与える「危機」は社会の多様化・グローバル化とともに増大し、個人や企業、さらには国家レベルでも高度な「危機管理能力」が求められるようになりました。
日本大学はそうした時代のニーズにいち早く対応し、危機管理学部を開設しました。
この学部では、多岐にわたる危機やそのマネジメントに関連する学問領域から必要なエッセンスを統合し、「危機管理学」として体系化
多様な学部・学科を擁する総合大学として長い歴史を誇る日本大学だからこそ、時代に求められている危機管理のエキスパートをいち早く養成し、社会に送り出します。
引用元:https://www.nihon-u.ac.jp/risk_management/commercial/introduction.html

ざっと見てまわった所
企業と行政のどちらかを選び
そこからさらに4つの
コース分かれる感じですね。

災害関連、犯罪対策、国際問題、
そして情報セキュリティ。

起こりうる不祥事に対する
危機管理はこれらの中に
入っているのかいないのか
これだけだとちょっとわかりません

が、それを除いて考えると
今の時代のニーズにあっていて
私が学生だったなら
ありだと思える選択肢の学部。

むしろ今回の問題を機に
不祥事に対する危機管理も
体系化して学べるように
なってくれればいいんじゃないかなと。

日大以外の危機管理学部のある大学

ざっくりさがしたところ
すぐに見つかったのが2つ。

千葉科学大学と
倉敷芸術科学大学でした。

※今後増えたりするかも。

千葉科学大学・危機管理学部

防災関連のパッケージっぽい。

イメージとしては危機管理
という流行の言葉を使いつつ
防災から事後、そして復旧までを
パッケージした内容ですね。

企業の危機管理に対する
スペシャリストを育成する
という学部では無い模様。

倉敷芸術科学大学・危機管理学部

私がイメージしていたのが
ようやく見つかりました。

企業不祥事のリスクが学べる
パッと見でわかるように
書かれていました。

日大と千葉科学大学では
防災や犯罪、国際法や情報などで
企業のリスクに関しては
どうなのかわかりませんでしたし。

なのでイメージ的には
日大・千葉科学大学行政より
倉敷芸術科学大学企業より
の危機管理を学べそう。

本当はこうすればよかった謝罪の仕方

許して貰える謝罪の仕方って
実はあるんですよね。
危機管理の1つですけども。

  1. すぐに謝る
  2. 誠実に謝る
  3. 必要以上に謝る

細かく見ていきましょう。

超・謝り方マニュアル

日大の悪質タックル事件は
割と全部のパターンで
ダメな例といえます。

すぐに謝る

何かが起きた後に
すぐに会見を開いて
謝罪をすることが必要です。

現在のネット社会では
時間をかければかけるほど
憶測などの曖昧な情報が
広がってしまいます。

本当は悪くなかったとしても
「こいつは悪いやつだ」
という風潮になってしまうと
素直に謝罪を受け入れて
貰えなくなってしまう訳です。

日大の場合は関大よりも
後に記者会見を開いたというのも
心情的にマイナスでしたね。

誠実に謝る

これは例えば記者の質問などに
真摯に自分の言葉で受け答えをして
反省しているんだなと
見ている人にわかってもらうことです。

世間が同情的な雰囲気ならば
素直に受け取ってもらえますが
謝罪が遅れるなどして
悪い印象をもたれていると難しい。

内田正人前監督の場合
関西学院大の関西(かんせい)を
「かんさい」と読み間違えるなど
誠実な姿勢ととってもらえない
会見になってしまいました。

必要以上に謝る

これは謝罪をしている側が
必要以上に謝罪する事で
「そこまでしなくてもいいのでは?」
という同情をしてもらうもの

例としてはTOKIOの山口さんが
会見の時に「TOKIOに残りたい」
ではなくすっぱり脱退を
口にしていればおそらくは
今も残っていた可能性は高いです。

最初に脱退するといわれれば
「やめなくてもいいのでは?」
といいやすくなります。

これはすぐに謝罪して
謝罪の会見でも真摯に
受け答えをしているという
前提があったからです。

日大の場合は謝っても
謝りすぎるという同情を
して貰えるような雰囲気は
世間にはありませんでした。

会見までの時間がかかり
その間に内田正人前監督の
日大での立場などが
報道されちゃいましたよね。

なのでアメフト部だけではなく
日大全体の問題として捉え
日大のトップも含めての
進退にするなどが必要だったはず。

そこまでやってようやく
日大とアメフト部は
切り離して考えよう
という風にできたかと。

内田正人前監督はもう
取り返しがつかないでしょう。

前提条件としての日大が悪い

マスコミの会見での質問は
ぶっちゃけ粗探しに近いです。

これはすでに世論が日大が
悪いであろうという方向に
傾いていたからというのもあります。

政治部もそうですが基本的に
何か話題になりそうな言葉を
引き出そうとするやり方

失言を出そうと何度も何度も
同じ意味の質問を言い回しなどを
変えてするわけです。

完全に悪役であるのだから
じゃあどうすればいいのか?
という対応を出来なかったのが
日大にとっての苦難ですね。

危機管理学部があるのに
危機管理部が正常に働いていない
と捉えられても仕方がないと
今回の事で思いました。

そこで学んでいる学生は
もちろん別ですよ!

なんというか日大に在学中の
学生にまで火がまわらない様に
意識して欲しいですね。

例えば高須クリニックの
高須院長みたいに当事者の
学生にフォローをしてあげる
それぐらいは周りの大人が
してあげて欲しいものです。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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