流行語大賞を素直に楽しめなく
なってしまったのはいつからだろう。
2017年の候補30ワードが決定
また大賞発表日も公表されました。
もはやどこで流行してるの?
という言葉からなぜこっちの言葉は
入れてないの?という疑問が
先に浮かんでくるのです。
今年のいつ流行ったのか?
とかも簡単に調べました。
選考を簡単にするために
とりあえず入れた言葉が
いくつかあるんじゃないかと
邪推してしまうラインナップ。
こういった言葉を選ぶのに
政治色だしちゃいけないと
選考する方々は
思ったりしないのでしょうね。
流行語大賞2017
発表は12月1日にトップテンと
年間大賞が発表されます。
新語・流行語大賞というのは
公式サイトによると以下の通り。
この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。
引用元:http://singo.jiyu.co.jp/
うーん建前はご立派
最近は体感3割ぐらいで
弱い言葉は勝手に
表現を変えたりするなど
微妙な印象。
特に選考に政治色が見えるので
萎えるのが一番でしょうか。
言葉遊びぐらいは
政治色抜きでやって欲しい。
流行語大賞2017選考委員会
以下の5名ですね。
- 姜尚中(東京大学名誉教授)
- 俵万智(歌人)
- 室井滋(女優・エッセイスト)
- やくみつる(漫画家)
- 清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)
一目見ただけでわかる
どギツい保守系の
文化人を入れるべきなんですが
そういうのしないですよね。
その上で選考している様子を
YouTubeとかで生配信しましょう
それぐらいエンタメに振り切らないと
選考委員(笑)みたいな感じに
なってないですか?
そうですか、そう感じるのは
私だけですか……(*ノノ)
2017年流行語大賞・ノミネート候補一覧
以下50音順で公式によると
「授賞語は、言葉の
ニュアンス違いから、
表記が違ってくる場合があります」
とのことです。
つまり、勝手にキャッチーに
変更しているんですよね
勝手に(大事)
アウフヘーベン
小池百合子東京都知事が
口にしたことで話題に。
「アウフヘーベン」というのは、一旦立ち止まって、そして、より上の次元にという、日本語で「止揚」という言葉で表現されますが、これまで安全、安心、法的、科学的、さまざまなチェックが行われてきました。専門家会議も、この11日(日曜)にもう一度、休会していた会を開きます。そして、市場問題プロジェクトチームの非常に多角的な報告書をおまとめていただいてきたということでございます。
引用元:http://www.metro.tokyo.jp/tosei/governor/governor/kishakaiken/2017/06/09.html
説明責任がある人間が
専門用語使って
説明した気になっていては
いけないということですね。
インスタ映え
人気のSNSであるインスタグラムにて
映える撮影対象であることですね。
なお、インスタ蝿と呼ばれ
忌避されている層が
存在することも
セットでやるべきだと
私は思います。
うつヌケ
サラリーマン兼業漫画家の
田中圭一さん作の漫画。
自身のうつ病脱出体験をベースに
うつ病からの脱出に
成功した人たちをレポートした
ドキュメンタリーコミック。
ベストセラーになりました。
うんこ漢字ドリル
そういえば小学生の時は
下ネタの単語だけでも
面白かった記憶が。
男の子も女の子も、
親も楽しめる漢字ドリルとして
話題になりましたね。
炎上○○
炎上って流行ったの
2017年からでしたっけ?
ネット上で批判されて
それが広がる様を
炎に例えた表現ですが
真新しくはないですよね。
キンコンの西野さんとか
ドランクドラゴンの鈴木拓さんとか
あの辺りが燃え上がりだした頃が
言葉の新鮮度としては
ピークだと思うのですが。
AIスピーカー
これも……流行りましたっけ?
無線通信接続機能と
音声操作のアシスタント機能を持つ
スピーカーのことで
スマートスピーカーとも。
アマゾンやLINEなど次々と
メーカーが発表しましたが
そこまで話題になったかな?
9.98(10秒の壁)
日本で初めて10秒の壁を
破った桐生祥秀選手を
日本人に勇気を与えたとして
ピックアップした形。
言葉としてはどうでしょうか?
新語・流行語のどちらにも
引っかかるとは
ちょっと思えないのですよね。
共謀罪
これは話題にはなりましたが
そういえば最近聞かないですね?
共謀罪というよりもこれを含めた
「テロ等準備罪」を新設する
改正組織犯罪処罰法が
話題にあがった形です。
尚、この法律は6月15日に
可決されています。
私はこれ、メインはスパイだと
思っていたのですが
難しくてわからなかった
というのがホンネ。
GINZA SIX
旧松坂屋銀座店の跡地に
建設された高級商業施設。
若者か高級品が必要な方には
ドンピシャリなのですが
ちょっとした東京見物ぐらいだと
買い物をしないで
景観だけ楽しむことになりそう。
ただし、見るだけでも
それなりに楽しめるとは
思うのですけどね。
空前絶後の
サンシャイン池崎さんのネタ。
「空前絶後のピン芸人~」
で始める暑苦しい
バーニングコントの入り。
賛否両論あるでしょうが
私は遠くからなら
見てるのは結構好き。
けものフレンズ
本来はけものフレンズという
メディアミックスプロジェクト。
ここで指すのは
これを原作とするアニメ作品と
思われます。
社会現象となるほどの人気や
監督降板騒動なども含めて
選出には納得。
たぶん私がオタクよりだから
というのもあるでしょうね。
35億
ブルゾンちえみさんのネタより。
2017年の24時間テレビの
チャリティマラソンランナーとしても
注目を集めましたね。
気になるのは大賞に
選ばれたとして
ブリリアンを従えての
with B で出てくるのか?
一人で受賞しちゃうのか?
個人的には表彰の場に
呼びやすいので
サンシャイン池崎さんと一緒に
呼ばれる(選出される)と思います。
Jアラート
北朝鮮のミサイル発射問題に対して
緊急のアラートを政府より
発信するものですが
色々と問題も起きましたね。
それも含めての選出でしょう。
個人的にはこうやって
あらかじめ問題点を
洗い出すことが出来たので
そんなにマイナスだとは
思っていません。
それよりも国民が
変な慣れ方をしないかを
心配する方が先。
人生100年時代
定年60歳の次代は通り過ぎ
超高齢化社会の中で
人生は100年であるという
概念が生まれました。
ちなみに火付け役は
リンダ・グラットンさんの著書
『LIFE SHIFT』
日本政府も人生100年時代構想と
戦略を打ち出しています。
睡眠負債
一部メディアでは睡眠負荷
となっていましたが
睡眠負債が正しいです。
わずかな睡眠不足が
じわじわと負債のようにたまり
果ては病気のリスクにも
ということがNHKの番組などで
話題になりました。
超ショートスリーパーな
武井壮さんのような
超人はまだしも
普通の人は最適な
睡眠時間を取るべきですね。
ちなみに睡眠負債チェックが
NHKのサイトにてできるので
時間がある方はどうぞ。
線状降水帯
今年7月に九州北部に
記録的な豪雨をもたらした原因として
積乱雲が次々と発生する
線状降水帯の名前が挙がりました。
大雨による特別警報が出されるなど
大変な被害でしたね。
忖度(そんたく)
流行語大賞間違いなし
未だにいろんな人が
いろんな場面で口にするなど
最初からメディアが全面的に
狙って使った感があり
そこがちょっと嫌い(笑)
森友学園の籠池理事長の
国会証人喚問で一躍
知名度が上がった言葉ですが
普通の日本語ですね。
意味は
「他人の気持をおしはかること」
実に日本人らしい。
なお日本では10世紀頃から
使われているようですよ。
ちーがーうーだーろー!
どちらかというと
「このハゲー!」
の方がイメージが強い
豊田真由子元議員の発言。
このハゲーを選出しなかった理由を
昨年「日本死ね」という言葉を
わざわざ選んだ委員の皆さんに
じっくりとお聞きしたい。
刀剣乱舞
日本刀の名刀を男性に擬人化した
「刀剣男士」を収集・強化していく
育成シミュレーションのブラウザゲーム
普通に男性もやってますよ(にっこり
でもこれ2017年?え?
スマホ版のリリースも
舞台化も
最初のアニメ化も
2016年ですよね?
今更感があって、
昨年ポケモンGOを
選んだし今年もゲームから
とりあえず選んどけ
みたいなイメージを抱きました。
働き方改革
一億総活躍社会という
安部政権が掲げた取り組みを
実現させるための改革です。
安倍晋三首相は2016年9月、
私的諮問機関である
「働き方改革実現推進室」を設置し、
働き方改革の取り組みを提唱しました。
- 長時間労働の改善
- 非正規・正社員の格差の改善
- 高齢者の就労促進
ざっくりと説明すると
これらの問題を解決する
とするものです。
ハンドスピナー
物凄くよく回るおもちゃ。
単純なのになぜかハマる。
ひふみん
今年6月に引退した
加藤一二三九段の愛称。
テレビも年齢と体調を
考えずに出しすぎ。
フェイクニュース
虚偽の情報でつくられた
ニュースのことですが
ネット上で拡散される
個人への誹謗中傷なども
含まれます。
(目をそらす)
藤井フィーバー
29連勝を果たした
藤井聡太四段と
マスコミの騒動。
藤井フィーバーといって
喜んでいたのはマスコミで
私としては藤井四段
などの方が印象に残ってるかな。
プレミアムフライデー
国と経済界が提唱した
個人消費喚起キャンペーン。
一応キャンペーンをやったお店の
売上は上がっているので
失敗というほどではないそうな。
金曜日に無理矢理帰宅させられて
その分の仕事の埋め合わせは
どこでやるのかという疑問。
ポスト真実
2016/11/16に
オックスフォード英語辞書が
発表した
2016年世界の今年の言葉
ポスト真実という言葉を
使っていたのって……
魔の2回生
2017年衆議院議員総選挙
安倍政権の2期目となる議員に
不祥事が多いために
このように言われた。
実際には小池都知事や
民進党の分裂などで
選挙中にその言葉を
聴くことは無かった気がします。
○○ファースト
小池都知事の都民ファーストの会
及びそれを揶揄する言葉として。
実際には自分ファーストと
取られても仕方が無いと思われる。
ユーチューバ-
YouTubeでの動画配信者
及び動画配信で
収益を得ている職種。
子供の憧れの職業に
ランキング入りしたり
YouTuberヒカルさんの
「VALU炎上」などで
話題になったかと。
でも2017年?
ワンオペ育児
何らかの理由で1人で
仕事、家事、育児の全てを
こなさなければならない
状態を指す言葉です。
もとは牛丼のチェーン店で
全ての業務を一人でこなす
「ワンオペレーション」から
と言われています。
流行語大賞の選考候補感想
もっと色々あるだろうと
思ったのですが
この候補も忖度なのでしょうか。
72時間ホンネテレビとか
今年のトレンドといっていい
驚異的な記録を残しましたし
AbemaTVとか
入っても良かったのでは?
チケットの転売関係も
今年の方が燃えた気がしますし
全体的に今年に流行った
新しい言葉感が薄い。
その理由として
以下のような理由が
あるそうですよ。
事務局では「言葉そのものに、勢いがなく低調な年といえるのではないか。息の長い流行語も少なく、事象をそのまま直接的にとらえる言葉も多かった。例年と比較すると、嗜虐性、負の言葉が多い年だった」と分析。
引用元:http://www.hochi.co.jp/entertainment/20171109-OHT1T50101.html
モリ・カケ問題とか
一線とかあったでしょ?
ゲス不倫はよくて
一線はだめなの?
とか色々言いたいですが
仕方が無いと思える部分も。
これは世の中の人が
目にするメディアが
ちょっと前と比べて
かなり分散したのも
要因の一つではないかなと。
最終的にどの言葉が
選ばれるのかわかりませんが
そろそろ名前を変えた方が
いいんじゃないかと
私は思ってます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。