テレビを見ていたらフカヒレの
代わりとなる食材として
コニッシュジャックという
魚が紹介されていました。
サメならフカヒレっていうし
じゃあコニッシュジャックとは?
と疑問に思ったので
色々と調べています。
フカヒレよりも安価だったりして
手ごろな食材であるならば
そっちのほうがいいかな?
なんて思ったりもするのですが
味とかはどうなんですかね。
中華料理の素材って
段々と希少になってますよね
ツバメの巣とかも養殖のものでも
かなりお高いですし。
とはいえ満足にフカヒレを
食べた事なんてないのに
違いなんてわからないかも(*ノノ)
コニッシュジャックとは?
私がはじめて名前を聞いたのは
2018年3月22日放送回の
「ぐるナイ」の人気コーナー
「ゴチになります!」でした。
六本木にあるホテル
グランド ハイアット 東京の
中国料理「チャイナルーム」にて
出されたメニューでのことです。
「北京式 サクサクおこげと
コニッシュジャックのヒレスープ」
お値段は6,000円とショミーンな
私には目が飛び出るかと
思ったお値段でした。
その中でコニッシュジャックは
フカヒレの代わりとして
サラっと紹介されており
どうやら食感がフカヒレに近い
ということなんですね。
コニッシュジャック
コニッシュジャック(Cornish jack)
というのは通称でモルミルスという
熱帯魚などを扱っているショップで
見かけることができる魚の
最大種なんだそうな。
モルミロプス アングイロイデス
(Mormyrus anguilloides)
の方が見つかるかもしれません。
なお、日本語のwikiとかは
ざっくり探したけれども
執筆時点では見つからず。
アフリカに生息する魚で
近くにいるものを全て攻撃する
非常に攻撃的な魚で
観賞用としては人気がない模様。
近年では鮫の乱獲など
生態系に考慮した結果
代用品としてコニッシュジャックを
利用する中華料理のお店が
増えているようです。
が、大型のコニッシュジャック
というものの需要が起きたのが
近年の事なので
量産化やフカヒレからの乗換えが
進まない限りは結局の所
高級中華でしか味わえないのでは?
なんて考察しています。
今更聞けないフカヒレの事
ふか(サメ)のヒレだからフカヒレ
というのは私だってわかります。
ふかひれ(鱶鰭)は、大型のサメ(鱶)のひれ(鰭)(主に尾びれや背びれ部分)を乾燥させた中華料理の食材である。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/ふかひれ
で、このフカヒレですが
乱獲されておりアメリカでは
フカヒレ漁規制法が制定され
フカヒレの採取を目的とした
漁は全面禁止になっています。
世界自然保護基金では
フカヒレ料理の提供を
止めるように活動をしており
高級ホテルグループである
ペニンシュラホテル、
シャングリラホテルは
フカヒレの入った料理の提供を
やめています。
ペニンシュラ ヘイフンテラスいいな好きだなと思ったのは、フカのヒレの乱獲や狩り方が虐待なので数年前から使用をやめて、コニッシュジャックという南米の川魚(身体もたべる)のヒレを代用してるてところ。 pic.twitter.com/vjz8nWnOij
— Tomoko Doe (@TomokoDoe) 2016年12月22日
コニッシュジャックとしらべると
ペニンシュラホテルの名前も
出てくるので今もそうですね。
日本では気仙沼産が有名ですが
これはフカヒレを目的として
ヒレ以外を放棄するフィニング
という漁ではなくマグロ延縄漁業で
釣れたサメからとられたもの。
さらに肉や骨も余す所なく
様々な食品やサプリの
原料として使われているので
勘違いしないように注意です。
なるほど、高級ホテルグループが
フカヒレ料理の提供をやめ、
代わりとして使い出したのが
コニッシュジャックということに
なるようですね。
人工品としてはエイのヒレや
春雨や湯葉を使ったものが
一般的でしょうか。
フカヒレと一緒に
春雨混ぜるはやめよう(涙)
コニッシュジャックの味や値段は?
普通のお魚のように食用として
流通しているわけでは無いので
この位という値段は無さそう。
観賞魚や熱帯魚のショップで
1万円近い価格で売られているのを
いくつか見かけましたが
食用では無いですからね。
とはいえヒレの為にと考えると
フカヒレと同じくらいの
材料費になりそうかも?
お味に関してはこんな
情報を発見しました。
昨夜のぐるぐるナインティナインのゴチになりましたで、
私の以下の動画が使われた(笑)https://t.co/UKRy3pQndcフカヒレの代用で、アフリカの「コニッシュジャック」が使わているんだってさ。
フカヒレよりも美味いらしい。https://t.co/fG7RRuwVOH— たな (@tanacc) 2018年3月23日
フカヒレと似た食感だから
使われていると思いきや
フカヒレよりもおいしい
となれば俄然興味が沸きますね。
え、ゴチでの食リポ?
アレは口に入れた瞬間
美味しいって言うし
メインは味じゃなくて
リアクションなので(横向)
とはいえ私が口に出来るのは
一体いつになることやら。
フカヒレにとって変わるか?
コニッシュジャックがフカヒレに
取って代わるかというと
それはまた難しそうに思えます。
例えばサメの乱獲をやめて
コニッシュジャックに変えられるか?
と考えた時にそれは無理だと
普通に考えますよね。
むしろコニッシュジャックに
需要が発生することによる
乱獲が始まらないか?
という方が心配なほど。
とはいえ現状で
コニッシュジャックが
フカヒレの代わりになっているのは
高級料理店のみなんですよね。
これが大衆向けに
出荷されはじめたら
ちょっと危ないと思います。
しかし色んな食材の
代わりの食材って探せば色々と
出てくるもんなんですね。
うなぎの蒲焼きで
うなぎの代わりに使われていることで
有名になったパンガシウスとか。
今後は色んな食用として
使われていなかった魚を
食卓で目にするように
なるのかもしれませんね。
最初に食べてみようと思った
その冒険心を尊敬する今日この頃。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。