日本では法律などの影響で
そこまで普及していないe-sports。
しかしすでに各地で
プロゲーマー専門学校が出来ています。
入試って何するのという疑問や
学費はいくらなのか?
最終学歴がプロゲーマー科って
やばくない?というリスク、
本気でやるなら勉強はこれをしておけ
ということをまとめました。
おっさんが若くてプロゲーマー目指すなら
こうしているという考えが多分に入っています。
プロゲーマー専門学校とは?
「e-sports(エレクトロニック・スポーツ)」という名で
世界大会なども開催され、最近では日本でも
『League of Legends』や『スタークラフト2』などの
タイトルがプロフェッショナルスポーツと認定され
アスリートビザが発行されました。
お隣の国、韓国ではなりたい職業の
第二位としてプロゲーマーがランクインするなど
徐々に認知度が上昇しているプロゲーマー。
それを育成しようと各企業がバックアップして
アニメやクリエイター系の専門学校が
新たに設立した形になるので
プロゲーマー専門学校というわけではなく
プロゲーマー関連の学科がある専門学校
というのが正しいです。
名前はプロゲーマーだったり
eスポーツ専攻であったりと多少変わりますが
大体は同じことをやっています。
大まかにどの学校でも存在するのは
以下の3つです。
名前は違っても大体内容は同じ。
- プロゲーマー/コーチ育成
- キャスター/MC育成
- イベント製作/プロモーション
いずれも単純にゲームをし続ける
ゲームが上手くなればいいというわけではなく
その道で生きるなら勉強が必要です。
プロゲーマー専門学校の学費は?
一通りのプロゲーマー関連の
専門学校のページを回ったのですが
基本的にこれらの学校の学費は
『資料請求しないとわからない』
ようになっています。
さらに探した結果
東京アニメ・声優専門学校の
2015年3月時点でのお値段がこちら。
プロゲーマーになるための費用
・初年度: 1,460,000円
・進級時: 1,450,000円
合計: 2,910,000円
※公式募集要項より pic.twitter.com/MAsEXc2tax— ねうねう (@NEUNEU_) 2015年3月2日
2年でざっくり300万円ですね。
これが高いのか安いのかというと
こちらをご覧ください。
東京の専門学校の平均的な学費です。
ゲーム・CG:134.0万
参考:https://tsk.or.jp/Home/beuseful-money/index.html
高いか安いかで考えると、
学費自体は相応なのではないかと。
理由としては
- ゲーム用のPCや周辺器を揃えている
- 海外研修という名の旅行がついてる
- 講師としてプロチームの人間を呼び
それに学校がスポンサードしている
などなど、かかるコスト的には
専門学校としては納得のいく範囲。
違いは卒業後じゃないかなーと思います。
プロゲーマー専攻で卒業して
就職先があるのかという疑問。
プロゲーマー専門学校に入試はあるの?
一般入学、推薦入学、AO入学など
公私の大学と比べるととにかく
入学の窓口が広いので
余程人間性に問題がない限りは
落ちる方が難しいと思います。
「書類選考、学科試験、面接試験」
これらの組合せが一般入試では多いですが
プロゲーマー関連においては
学科があるところはほとんどないでしょう。
よって、簡単な受け答えができたり
違和感の無い日本語で作文が書ければ
後はお金を払うことで入学できるでしょう。
最終学歴がプロゲーマー科というリスク
最終学歴がプロゲーマー専門学校卒
というリスクをまずは頭に入れるべきです。
e-sportsのイベンター、やプロモーターといった
外部との折衝ができる学科ならばともかく
プロゲーマー専門学校を卒業しました!
で、企業が採用するかというのは
非常に難しいでしょうね。
テストプレイをするにしても、
専門学校卒の自称プロゲーマーよりも
アルバイトの方がコストが安いです。
日本におけるe-sportsの土壌が
まだまだ育っていない現状で
講師として各専門学校と契約している
プロチームに入れるわけでもなし。
これは声優の専門学校に似ていて
あちらは才能が本当にある人間は
事務所側が引っ張ってくれますが
e-sportsにはその土壌が無いのです。
「2年間専門学校で何をしていましたか?」
「ゲームをしていました」
e-sportsを念頭に入れていて、
尚且つこれを許容できる企業は
そうそう無いと思います。
勉強しておくと無駄にならないこと
リスクを踏まえたうえで、それでも
プロゲーマーになるために専門学校に
通いたいという思いがあるのならば
勉強すべきはまず『英語』でしょう。
日本では法律の関係もあって
高額の大会は現在ではほとんどありません。
プロゲーマーとして生活していくならば
主戦場は海外になります。
その時にネイティブとそん色なく英語が話せる
これだけでもアドバンテージになりますよね。
また英語が得意、英会話が堪能であれば
トッププレイヤーとしては活躍できずとも
プレイヤーを支える通訳などとして
e-sportsに関わる道もあるでしょう。
さらに英語が出来るだけで
割と就職はなんとかなります。
もちろん単に成績が良かっただけでなく
TOEICのスコアが必要ですが
絶対に無駄にならないし
ぶっちゃけ引退後のプロゲーマーの
仕事や生き方を考えると
英語を勉強するのは絶対必要です。
本気の夢ならばこういった努力って
絶対必要ですが独学は難しいなー
という人はライザップイングリッシュなどの
短気集中で英語漬けにされるようなところが
いいと思います。
というかゲーマーのように同じことを
色んなアプローチを変えて続ける能力が
あるタイプは自己学習よりも
短気集中レッスンは向いていると思います。
なにより無駄にならないというのがデカイ!
プロゲーマー専門学校に通いたいと
お子さんが口にした親御さんも
英語やTOEICの成績を引換えにするなど
リスクを減らすことを考えてはいかがでしょうか?
ぶっちゃけ大学受験しないなら
ライザップのTOEICコースは安いと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。