山岳救助ヘリ費用請求!有料化改正条例成立は埼玉県議会が初!

救助ヘリ

埼玉県議会にて山岳救助ヘリ費用を
請求できるように
条例の改正案が提出され成立しました。

救助ヘリの費用が有料となるのは
埼玉県議会が全国で初。

物凄い高いイメージはあったのですが、
元は無料という情報にはびっくり!

どういうことか調べました。

スポンサーリンク

山岳救助の費用は無料?有料?

山岳救助ヘリ費用が無料だということに驚き。

お話としては27日に埼玉県議会が
遭難した登山者を救助した場合、
防災ヘリコプターが出動しているとき
その費用を遭難者に請求できるという
改正条例が成立したというもの。

そもそも防災ヘリコプターが
無料だという話にびっくりで
さらに有料化が全国で初というのも
びっくりなポイントです。

山岳救助のヘリは無料だった?

これ、私は全然知らなかったのですが
まとめて防災ヘリだと思っていたのが
実は所属で細かく分かれていたんですね。

警察や消防などの公的機関が出動した場合
救助隊が何人動いてもヘリが出ても、無料です。

逆に民間の山岳会やヘリ会社に出動を要請すると
そちらには費用が発生するので有料です。

自衛隊も無料ですが、そちらは知事による
出動要請が必要となるので
山での遭難で出てくることは無いでしょう。

もっと活躍して欲しい時がありますしね。

警察や消防のヘリコプターも、山岳救助専門ではなく
事故現場などの救助などでも出動しますし
メンテナンスのために飛ぶことが
できない場合も想定されます。

民間に救助を要請するとなると
ヘリが飛ばずとも、1人あたり数万円
見積もるのが普通のようです。

ヘリコプターの場合ですが
山岳救助を行っている東邦航空の場合
1時間あたり46万5000円、
ざっくり50万円と見積もっていいですね。

目的地がハッキリしていれば
短い時間で済むでしょうが
そうでない場合はかなりの費用がかかります。

動けないと救助を呼んだ人にヘリの費用を伝えたら
元気になって歩き出したという話も有るぐらいですし
この金額が周知されれば、安易な気持ちで
山に登る人が減るかもしれませんね。

意識されるのは埼玉県秩父市か?

2010年に埼玉県秩父市の山中で
県防災ヘリが遭難者を救助中に墜落し
5名の方がなくなるという事故がありました。

それに伴い有料化の検討がされたのですが
航空運送事業の許可が必要になるなど
その時点での課題があり見送られた経緯があります。

有料化=費用を請求=事業化という
法律の解釈になるのでしょうか?
この辺は難しいですが
それから2017年まで成立しなかったことから
かなり練られた改正条例でしょうね。

どうやら未経験者が立地からか
油断して山に登ることで
毎年遭難者が出ている地域が秩父。

経験豊富な救助者でさえも
1つのミスで重大な事故になる
そんな難しい山岳救助ですし
救助費用は請求されて当然だと感じます。

スポンサーリンク

費用請求は当たり前?問題点は

救助に対する費用は発生して当たり前か否か
これは今後当たり前になるのかもしれません。

もしくは山岳保険が必須といかなくても
入っているのが暗黙の了解となるような。

とはいえ現状は1つの県での決定であり、
問題点も多そうです。

山岳救助費用有料化の問題

私が疑問に思った問題点は以下の通りです。

  • 有料化で救助を呼ぶのとためらわないか?
  • 他の地域との兼ね合い
  • 安易に登る人は減らないのでは?

救助をためらうのでは?

費用がかかるので救助を呼べない!
うーん、これはわかる気がします。

しかし、山岳保険に入っていれば
ある程度気にしなくていいはず。

年間契約をするタイプと、
単発契約をするタイプがあるので
それは自分の用途に合わせるとして

大体1泊2日~で500円程度からあるようですし
山に登る装備の一つと考えれば
ワンコインで救助が呼べるのはお得に感じます。

山の必須装備に山岳保険が追加される形に
今後なっていくのかもしれません。

他の地域との兼ね合い

一番ありえそうで、深刻な被害に
発展しそうなケースがこれですね。

この県にいるとお金がかかるから
隣の県まで移動して救助要請しよう!

昨今のモンスター○○というのを見ていると
ありえないとは言い切れないません。

今回は埼玉ですが、お隣の県と
どうするかは今後というよりも
既に課題になっているかと思います。

上手いことまとまる案があればよいのですが。

安易な気持ちで登る人は減らない

例えば、軽装をガイドに注意されて下山したのに
そのままの装備で直ぐにガイド無しに登ったりとか
そういう人間は一定数います。

規模が若干違いますが、この無料でヘリが呼べる
これを知っていることで
まるでタクシーのように呼んだ人もいたのでは?

山岳救助の費用が請求される!
じゃあ保険に入っておこう

となってくれればいいのですが、
そう考えてくれる登山者の皆さんは
普段から装備がきちっとしているはず。

気持ちとしては減って欲しいですが
救急車を足代わりにしている人が
報道されたからといって減ったわけでもないし
やはり減らないと思います。

登山には入念な下調べと準備を

登ったこともないのに本だけとか
ネットで調べた情報だけとか
そういうのは止めた方がいいのでしょうね。

食料、雨具、ヘッドランプ、警笛などは必須でしたが
救助のことも考えると山岳保険も
入っておくと安心して救助要請ができます。

個人的には有料じゃないことに驚いたくらいなので
全国的に有料化の方向でよいのでは無いでしょうか。
もしくは保険必須だとか。

2010年の秩父は3次遭難までおこりました。
山岳救助の有料化による費用請求、
県としては金銭的な問題よりも、
心構えを要求しているのかもしれませんね。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする